興味深い話ーー評論家にはなるな!ーー

以前、アタシは新人を育成する仕事をしていました

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ずっとその仕事をしていたかというと

そうではなくて

突然の配属…そう!辞令は突然に!です笑

 

今も営業職ですが

もともと営業職だったアタシに

新人を育成しろと……⁇

 

なぜアタシだったのか

今だに謎です笑

 

ただそこに配属になった以上

そこに従わなくてはなりません

(会社員のツライところ)

 

必死でした

思った以上に仕事量も多く

実践的なスキルもそうですが

精神的なスキルがより試されているような

そんな仕事でした

 

一対一のお客様へのプレゼンには

慣れていますが

一対何人かの研修は

気が気ではありません

 

新人たちはどこが気になるか

わかったもんじゃありません

 

「メイク変えたんですか?」

「(言うこと)キツーイ」

「…(応答なし)」

 

様々ですが

 

唯一肝に銘じたこと

それは

「評論家になるな!」

ということでした

 

あの新人があーだこーだと

評価するのが君の仕事ではない

君の仕事は導いてやること

ただそれだけに邁進しろと

 

当時の上司に言われたのでした

 

すごい感銘を受けました

 

人というものは本来

自分のこと以上に

他人のことがよく見えます

 

自分のことを棚に上げてでも

他人のことを評論家風情

物申したくなるものです

 

ですが感銘を受けたアタシは

それ以来、仕事でもプライベートでも

評論家風情を辞めました

 

昔から自分自身 人にカテゴライズされたり

ラベリングされるのがイヤでした

お前は占い師かよ!と心の中で毒づいてました

 

評論家風情の方は

ただ言いたいだけ!

 

それだけなんです

そのあとの影響なんて考えません

 

それよりも新人たちの現状把握の方が先

目標に向かう進捗状況

それ以前に目標を見失ってないかの確認

擦り合わせ

……

 

やることは山積みです

評論家になるヒマなんてありません笑

 

しかし気を抜くとアタシだって

人間だもの(あいだみつお風)

 

評論家風情で物申したくなる時もあります

 

そんな時はまずは自分のこと!

と心掛けています

 

常に自分がどう見られているのか?

ということにも気を配っていましたし

 

それ以上に自分の在り方、存在意義

へも配慮していました

 

大変なことが多い仕事でしたが

自分のステージは確実に上がり

今の自分があります

 

それはやっぱり上司からの

評論家になるな!

という教えがあったからかもしれませんね

 

                                       れい